2021/02/14 18:34



三寒四温の時節、皆様いかがお過ごしでしょうか?

早いところでは、すでに梅がほころびはじめ、
春の陽気をやや感じられる頃かと存じますが

旭川はまだまだ、雪と氷の世界…氷点下をいったりきたりしております。


※軒下で牙をむく「氷柱(つらら)」

ですが、心配しないでください。

我々「旭川人」にとって「長い冬」は慣れたもの。

ツルツルと滑る道を歩くことで鍛えられた、強くしなやかな体幹…
顔に容赦なく吹きつける雪にも耐えぬく、強靭な精神力…
重い雪をはね続けることで育つ、たくましい上腕二頭筋…

を、多くの市民が保有し…というのは、冗談(で半分本当)なのですが

幼少の頃は、雪がたくさん降ると「わー!何をつくろう??」と
真っ白な素材(雪)を前に、心をはずませたものでした。

今回は、そんな童心を思い出しながらスタッフ(&スタッフの子供)が作った
「雪だるま」や「アイスキャンドル」を、ご紹介したいと思います。

小さな小さな「冬まつり」ですが、ぜひご覧くださいませ。
もちろん、おなじみの動物マスクも登場いたしますよ!



*雪だるま(どうぶつマスク編)


冬らしい動物といえば、やっぱり白クマ?
今年は会社の前に、でっかいでっかい白クマの雪だるまが登場しました。



*超LLサイズのホッキョクグマ(白クマ)マスクは、弊社の縫製課スタッフが作ってくれました。


記念写真の撮影時には、半纏も着せてもらって。幸せそうな白クマです。


そして、突然のどうぶつクイズ



正解は




肩に積もっても、サラサラっと手でほろえば落ちるような雪…「粉雪(パウダースノー)」が降るのが旭川の特徴なのですが
雪だるまは、通称「ベタ雪」と呼ばれる水分の多い雪で作らないと、上手く固まってくれません。

雪のコンディションをはかりながら作るのが、雪だるまのポイントです。



※耳の赤いグラデーションは、何と紅しょうがの汁!




*雪だるま(藍染編)


さて、最近、BASEショップにラインナップしております藍染マスク、パーカー、トレーナーの藍色。
夏の暑い時期だけでなく、実は雪の白にも冴え冴えと映える色です。

雪だるまに着せてみました。



ちょっと、蜜柑ぽくない…?という声も聞こえそうですが、
ここは「藍」に注目してください。

あたまの葉っぱ(乾燥葉)は、夏に自宅の庭で藍を育てていたスタッフが用意しました。




*アイスキャンドル


続いて、アイスキャンドルの様子を…

イベント委員会スタッフ(Part.6 ブログ参照)の企画・製作で
今年は会社の前にたくさんのキャンドルのライトが灯りました!





水を入れて一晩ゆっくり冷やすことで水の表面だけが凍り、
中の水は凍らないのでこの形になるんです。





キャンドルに使ったロウソクは、アロマ入り!という何とも”粋なはからい”。
近くを通るとふわっと良い香りが漂っていました。



今回はいつものブログと少し変えて、写真を中心にしましたが
いかがでしたでしょうか?

最後に北海道の方言を少し・・・

「雪をちょすのは、なまらしゃっこいから、手袋はきな!」
(雪をさわるのは、とても冷たいから、手袋をつけなさい!)

「雪だるま、めんこいのできたんでないかい?」
(雪だるま、可愛いのできたんじゃない?)

なんて、普段はここまで方言では話していないのですが、
ふとした瞬間に使ってしまうのが、方言というものですね(笑)

旭川の春は、まだもう少し先です。